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福巻圭佑

  • 美容師の定年
  • 2015年5月4日
  • 読了時間: 3分

美容業界は40歳超えて現場で活躍されている方は6%ほどしかいないと言われています。あとの方は「独立して経営に回る」か「転職です」.....なんか悲しいですよね。

そもそもなぜ「40歳」で退くのだろうか? 僕なりの仮説かもしれませんが恐らくは「40歳なんてオジサンだから....」「オジサン美容師なんて需要ないよ.... 」ところでしょうか、もちろん体力的な事もや組織の意向もあるでしょう。

僕がふと感じるのは「本当に需要がないのでしょうか?」そして「おじさんは駄目!?」なんでしょうか。。。いつの時代の話なんでしょうかと言う事です。確かに10年20年前までは若者(つまり子ども)が多い時代でした。そんな人たちから見ると40はオジサンでしょう、でも今の時代とはどういう時代なのか......

「少子高齢化」の時代である。

つまり今までは40歳~50歳以上より若者の方が多い時代だったかもしれない、しかしそれは逆転しました(するかも)。 50~80歳ぐらいの方たちが増えてきて美容の需要が高齢化で高まった時、むしろ40歳以上の美容師はチャンス!<花形の時代>なのではないのかと僕は感じています。むしろ危ないのはその時代の20代~30代前半。 少子に伴い同世代はますます減ってきます、そして取り合いがより一層激しさをますでしょう。

50歳以上の方からすれば40歳はまだまだ「若い」のです!需要がないなんてとんでもない!20年と言うキャリアからくる安心感と安定感はやはりそこにいった方にしか出せないしそこの需要が必ずあると僕は思っています。

そして、40歳なんてオジサンだよと感じているのは(僕も今は感じていますが)それはなぜか?下から上を眺めているだけだからです。若い子もよくいう「40歳はオジサン」たしかにそうかもしれないが「40歳=オジサン」と認識している人の多くは下から上を眺めている人だけじゃないかと思う。実際に40歳になった人更にはそれを通り過ぎて行った人からすれば「40なんてまだまだ若いね」って気持ちになるのではないかと思っている。

昨今の美容業界は「30代が花形」だったかもしれないが 時代と共に人口のボリュームゾーンが変わる事で「花形」もまた変わっていくのでしょう。最近の業界は「美容師になりたい若者がいない」という問題定義は多く見られますが 僕が本当に感じる業界の問題点はなぜか分からないけど「あまりにも多すぎる40前後離職」だと感じています。

まず止めなければならないのは「なりたい人を増やす」事より「辞めたい人を防ぐ」事、ここに会社企業が努力すべき事だと思います。40歳で放り出されてしまう危険性がある業界に身を投じるのは今の若い人たちには危険すぎるのでしょう。

「40歳→オジサン→需要が無いように感じる→いづらい→無理やり独立or転職」この流れは絶対に良くない!40歳以上のスタイリストだけがいるお店でもあっていいと思うし自分でも作りたい....どんだけ安心して任せられるか。

と想い道を切り開く。

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